A.大きなお金が発生するのは、2回です。
※リノベーションを実施する場合は3~4回となります。
【1】不動産売買契約時
売買契約時に買主様は売主様に「手付金」を支払います。
この手付金は、売買代金の一部に充当されます。
これは売買契約時なので住宅ローンではなく、現金で支払います。
※引渡し時に返戻されます。
また、手付金の相場は、売買価格の5~10%です。
※上記より低い額でも売主様の了承をいただければ可能です。
【2】物件引渡し時(決済)
次の支払いタイミングは、①物件の売買契約、②住宅ローン本申込みと承認、③住宅ローンの金銭消費貸借契約後に行われる最後の物件引渡し時(決済時)です。
このとき、物件価格から手付金を引いた残代金を融資額から売主様に支払います。
また、このとき「諸費用」も支払います。
諸費用は「物件金額x10%」とみておけば安心です。
※新耐震基準且つ50㎡以上の物件は「物件金額×8%」
現金で支払う場合が多いですが、諸費用ローンを使用することも可能です。
ただし、ほとんどの銀行では諸費用もローンでまかなう場合、審査が厳しくなり、適用金利が高くなります。
【3】リノベーション工事前
リノベーション工事は引渡し後に行う事ができます。
通常、リノベーション工事前に費用の半金を支払い、施工完了後に残金を支払います。
ただし、会社によっては施工完了後に全額支払いという場合もあります。
また、審査は厳しくなりますが、本体価格と諸費用だけでなく、リノベーション費用もローンに組み込むことができます。